油水分离过滤器
オイルは燃料、潤滑油、作動油、真空ポンプ油など幅広く使用されています。オイル中に混入した固形異物は、わずかでも機器のトラブルの原因となります。また水分の混入は、機器本体のサビはもちろん、生産される製品のサビの原因となります。さらにオイルの劣化を早め、機器性能を失う原因となります。
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LPG、H.C(ハイドロカーボン)、オレフィン、プロピレン溶液、LUBE OIL、有機溶剤、B.T.X(ベンゼン・トルエン・キシレン)、灯油、ナフサ、排水、冷却水、他
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富士フィルターの液液分離装置は、石油精製、ケミカル、その他の分野において幅広く利用されております。一般的にはグラスファイバー製のカートリッジタイプのエレメントを使用した製品が主流で、油中の水分除去を目的としております。流体の仕様、条件によっては、ステンレス製、ポリプロピレン製や他の特殊なろ材を使用し設計・製作することも可能です。
ろ材の形状についてはカートリッジタイプだけではなく、パッドタイプでの設計、製作も行っております。
排水、冷却水など、水中から油分を除去するフィルターとしても広く利用されております
フジ・フィルターセパレーターは、おもにジェット燃料をはじめとする航空機燃料、ガソリン、灯油などに混入した遊離水分を分離し、同時に異物を除去する機能をもっています。この製品は、API/IP-1581最新版の仕様に基づいて製造されています。国内そして海外の各空港、精油所の出荷ラインに設置されています。油中水分の凝集分離をするコアレッサーと浮遊しやすい微細な水滴を捕えるセパレーターを組み合わせて、完全な水分分離を行います。
グラスファイバーを主として、特殊構成されたエレメントでエマルジョン化した油中水分がフィルターの内側から外側にしみ出す時に大きな水滴に成長させ、比重差で沈降分離する機能をもっています。
スクリーンタイプのエレメントでコアレッサーによって凝集した水滴の一部が流れにのって出口から流出するのを防ぎます